学校に行けていないときの
学習について

家庭教師・個人塾

フリースクール、サポート校、通信制、適応指導教室の全てが人付き合いを必要とします。信頼できる人以外とはなるべく会いたくない、でも勉強はしたい。そういう場合、訪問や個別指導による学習支援、家庭教師や個人塾は良い方法です。

小学生

勉強をすすめている教科は算数です。

中学数学は
小学生の続きから始まります。
(例えば、分数が全くわからないと困ってしまいます)


理科・社会は
積み重ねの教科ではないので
小学生の内容が理解できていなくても大丈夫です。
※例 江戸時代 日本の地形など
単元ごとに内容がわかれているため


英語が本格的に始まるのは中学生からですが
早くから始めることで本人の自信につながります。


国語は漢字だけでも勉強しておけると良いです。


小学生のうちは勉強よりも
アウトドアや旅行など色々な体験をさせてあげると
脳の発達に良い影響があるそうです。

中学生

中学生も積み重ねが大切な
英語・数学中心に勉強することをすすめています。

理科・社会は積み重ねの教科ではなく
国語は本人の元々の読解力による部分が大きいです。

また学校に行きたい
転校したいと思ったときのためにも
勉強しておけると良いですね。

不登校の子全体のフリースクール
(出席扱いにもなる施設)
利用率はおよそ3%です。

高校受験

全日制高校(公立)

合否の配点の3割が内申点(通知表の成績)です。


東京都では中学3年生の成績のみ
埼玉県では中学1年~3年生の成績
が反映されます。

出席日数も合否に大きく影響します。

対策
出来るだけ学校に出席し
内申点の得点比率が高い実技5科目(音楽・家庭科など)
を一生懸命勉強しさらに受験当日に向けて
5教科(国数理社英)も勉強する必要があります。

全日制高校(私立)

学校ごとに特色があり
内申点はあまり見られず
出席日数をそれほど重要視しない学校もあるようです。
当日のテストの点数や面接で合否が決まります。

対策
3教科(国数英)受験の高校が多い為
入試に向けて集中的に勉強します。

通信制高校

※通信制高校とは
お家で勉強をしてたまに学校に行きます。
自主学習が基本です。
通学頻度は学校によって
週1~3回、月1~2回、年4回などさまざまです。

公立と私立の通信制高校があります。
公立の通信制高校の卒業率は低く

学費は高くなりますがサポートのしっかりした
私立通信制高校の方が卒業率は高いです。

通信制の高校からでも頭のいい大学は十分目指せます


入試の特徴

出席日数は重要視されていません。
試験は面接のみもしくは面接と作文です。

対策
通信制高校はよっぽどのことがない限り
落ちることはありませんが、
面接に向けて身だしなみを整え
質問の回答を考えておく。
作文の練習もしておきましょう。


定時制高校

※定時制高校とは
夕方から授業が始まります。
1日の授業時間は4時間程度。4年間で卒業です。
私立の定時制高校もあります。

入試の特徴
国語・英語・数学の3教科で行います。

対策
入試倍率は0.1~0.4倍です

国語・英語・数学を勉強しておくと
入学後の自信につながります。

定時制高校(単位制)

 ※定時制高校(単位制)とは
通常の高校を学年制と呼びますが
単位制の高校は学年の区分がありません。
自らの興味・関心・希望進路に応じて
履修科目を選択できます。

修得単位数が
卒業に必要な単位数を満たせば卒業できます。

単位制の定時制高校の中には
全日制の学校と同じように
朝から授業のある学校もあります。
(一部生は朝から、二部生はお昼からなど)
きちんと通うと3年間で卒業できます。

入試の特徴
国語・英語・数学の3教科に加え
面接・作文がある学校もあります。

対策
入試倍率が2倍近くある人気の学校もあります。
確実に合格できるように
国語・英語・数学を勉強しておきましょう。

面接に向けて
身だしなみを整え、質問の回答を考えておく
作文の練習をしておく。
この学校に行きたいという
姿勢や学習への意欲をアピールできれば合格できます。

入試の問題は学校によって様々なので
各学校への問い合わせが必須です。
全日制と同じ内容の場合や
学校のホームページ・説明会等でもらえる可能性も
あります。

東京都 公立定時制高校の詳細

"東京都立高等学校
定時制課程・通信制過程 入学案内"

で検索すると詳しい案内、学校一覧が

"東京都立高等学校
定時制課程単位制 入学者選別実施要項"

で検索すると試験の概要が見られます。
不登校の中学生約8割が進学を選んでいますが
高校に進学せずに

取りたい資格なりたい職業がある場合は
⚫︎高等専修学校(専門学校)

大学受験を目指す、就職をするなら
⚫︎高等学校卒業程度 認定試験

海外に行きたい子であれば
⚫︎語学留学
など選択肢はたくさんあります。

高校生
将来に向けて

高校生の勉強は、義務教育も終わり三者三様です。

【通信・定時制高校に通っている子】
無事卒業できるよう
サポートします。


【高卒認定の取得を目指す子】
試験に向けての
勉強のサポートをします。


【大学受験を目指す子】
大学受験の一般入試では
学校の成績はほぼ見られません。

早めに志望校を決め
受験教科に集中して勉強します。
(例 文系の大学受験→英国社)